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MRってなに?

MRについて


最近一人の知り合いの女の子からこんな相談を受けました。

インターンに行こうか迷っているんですけどどうしたらいいですか?」

この子は薬学部の4年生で来年に就活を控えているそう。


どうやらMR(Medical Representative)になりたいらしくこの前まで営業をしていた僕に相談を持ちかけてきたというわけです。

ちなみにこの子のことを僕は少し可愛いなと思っているので下心半分親切心半分でMRのことを調べてみようと思ったわけです。

 

 

MRとは
ざっくり言うと医療用医薬品の営業です。
自社の医薬品の情報を顧客である医師や医療関係者に提供するのが主な仕事なようです。

一応法人営業に入るのかな。

この子が言っているのはMRとはやりがいのある職業なのか?
ということを確かめにインターンに行ってみたいらしい。

悩む前に行ってみたら良いのに。
女って本当、現実的。

 

まあ僕からすればやり甲斐のある職業とか言ってる時点で片腹痛いが。
仕事はどんな仕事でもやり甲斐は自分で見つけていくもの。
それができない時点で社会不適合者。

 

はい。僕のこと。


とまあ自虐は置いといて。

 

この子に
「じゃー君の中でやり甲斐のある仕事ってどんな仕事なの?」
と聞いてみたら
「バリバリ働けて、ちゃんと休みもあって、お金ももらえて、良い人間関係を築けて、将来的にも安定してて、ちゃんと人から評価される仕事。」

という答えが返ってきた。

まあこの時点でまたしても片腹痛い。
そんな仕事あったら日本人全員その職業についてるっての。
何も手放す勇気がないんなら何も成し遂げることなんてできないっての。

 

はい。僕のこと。

 

とまあ自虐は置いといて。

 

その中で一番大切なことは何か確認してみたら。

バリバリ働きたいという点だった。

バリバリ働くってどういうことって聞いたら。

若いうちから経験を積めて早くに一人前になれるところ。つまり良い経験が積めるってことらしい。

この子は話していてどうやら上昇志向が高いみたいだった。

今の自分では満足できずさらに上を目指したいという気持ちがあるみたいだ。

要するに自分に自信がないんだろう。

そこはわかるわかる。

 

なのでMRがこの子の言っている条件に合っているか自分なりに調べて考えてみたいと思う。

 

僕の勝手な解釈だが医薬品を扱うということはかなり繊細な知識が必要になってくると思うので仮に新卒で入社したとしてもかなり長い修行期間が設けられるはず。
薬っていうのは人の命に直結する可能性があるからだ。

今の時代医療事故を一つ引き起こすとその当事者は莫大な損害を被ることになる。
その損害を引き起こす可能性の一番大きい新人においそれと仕事を任せないんではないか。

例えば電気機器の営業で仮に自社の製品が故障したとしてもそれは誠意ある対応とお金で解決出来る。
でもMRの場合そういうわけにはいかない。
一つミスがあるだけでその営業マンと会社の信頼は地に堕ちることになる。

医師って横のつながりが強いから評判が広まるのなんてあっという間だろう。

僕みたいな適当人間には向いてなさそうだ。

 

それと就活生がMRに惹かれる最も大きな要因は何かというと、ズバリ、、、

 

「金」

だ。


MRという職業を調べているうちにMRが他の営業職と一線を画しているのはこれだった。

具体的なデータは下の通り矢印

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(引用:インテリジェンスDODA

上の年収比較を見てみるとMRは営業の平均年収と比較しても


約200万円

平均年収が高いのだ。

いやーとてつもない数字ですね。

車一台余裕で買えますね笑

さらに年代別に比較してみると面白い結果になった。

 

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<↑上:営業の年代別平均年収、下:MRの年代別平均年収>

 

これまたすごいですね笑

特筆すべきはMRの40代以上の平均年収。

なんと年収1000万以上が平均の約3倍の割合でいるのだ。


ざっくりと20代、30代、40代で比較してみると年代が上がるにつれて営業平均と比べて棒グラフの一番でかい部分が右のほうにずれていってる。
しかもかなり顕著に。


まあなんとなくこれを見る前から予測はしていたんだが、こうも顕著だと笑いがこぼれてしまいますね。

ここからも僕の勝手な予測だがこれにはもちろん理由があると思う。


最初にも言った通りMRというのは『医学』というある種特別な部分に関与している職業なのがこの数字の一因だと思う。


MRという職業は薬の製品知識を医療関係者、主に医者にPRし、使ってもらうのが主な仕事だ。
そのはずだが本当にそれができるのだろうか。

素晴らしい薬が本当に真っ当に使われる世界なんだろうか。

この年収データを見る限りそうは思えない。


おそらくMRという職業で最も重要になってくるのは『癒着』、『接待』だろう。

これもまだデータは集められていないがMRの退職率は低いはずだ。それに準じて平均勤続年数も長いはずだ。

当然若いうちは大した仕事は任されず先輩やら上司のサポートに回ることだろう。接待やなんやらできつい毎日を送るかもしれないが金はある程度もらえる。

 

僕が前働いていたところでもそうだったが、金さえ貰えれば人はなかなかその仕事を辞めようとは思わない。

 

同世代の人間と比べて高い年収なんだから優越感に浸れるはずだ。

 

それは満足につながり慢心になって何か革新的な何かを生み出そうとか、この業界を変えてやるとかいう青い発想はどんどんなくなってくる。

長く仕事を続けていれば仕事はある程度こなせるし、人とのつながりや取引先とのつながりも強固になってくる。

医師や医療関係者とのつながりが強固になっていけばいくほど金になる。
自分には力があると思うようになる。

年齢を積み重ねれば積み重ねるほど金が手にはいる。


癒着が多いところってのは大金が手に入りやすい。

中間マージンやそこいらが発生しづらいからね。

プラスで他社との製品開発競合にそこまで本気にならなくていいからね。

どうやら医者にとって好都合な薬の開発データ等を作ってそれを見せて契約にこぎつけるところも結構多いそうだ。

 


なんか書いてて思うけどドラマや映画に出てくる官僚みたいな感じだな笑


癒着や接待が多そうと思ったのは医学界が閉鎖的な世界だからだ。

外部からの目がなければ組織は自浄作用を失っていく。

そういった自浄能力のない世界で生き残る術は人とのつながりが一番手っ取り早い。

外にアピールしても評価してもらえないなら内にアピールしなければならない。

昔ながらの日本の悪い風習だ。

 


調べてて思ったのはMRの年収1000万以上の率は他営業と比べてこんなにも多いのに女性の1000万以上の割合は他営業に比べて著しく低い。

若い間の平均年収は高いみたいだが。

これはまだ昔ながらの日本の悪い風習が残っているせいではないか。

多分若い間は華があるので接待やなんやらで使える。

でもある程度の年齢になるともうそんなことでは使ってもらえない。

だんだんと居場所をなくす。

それが嫌だから早々と結婚したり早めに身を固めようとする。

 

うーん。

女の子にとってやり甲斐はなさそうだなー。

まあいい結婚相手を見つけるにはいい職かもしれないけど。

なんせ相手はお医者様だし。玉の輿コース一直線だよね。

 

 

そんなこんなで今回のMR考察はこんなところで一旦切り上げよう。

上に書いたことは正直言ってまだ客観的なデータも多く集められていないし僕の主観的な判断が多分に含まれてるからなんとも言えないが、証明できるようなデータをなんとか集めてみよう。

明後日その子ともう一度会う予定なのでそれまでにもう少し調べておこう。

 


アーーーー。おれって本当ヒマ。