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転職日記(最終面接)part2

今日第一志望の企業の最終面接だった。

 

まあ結果からいうと消化不良というかなんというかどちらかというとダメだった。

 

 

今まで転職の面接で緊張とかはしたことはなかったのだがさすがに今回は少し緊張した。

終わった後に自分の手見てみたら手汗で水たまりができてましたよ。

まさか自分がこんなにも緊張するなんて思ってもみなかった。

 

新しい発見ですね笑

 

何を話したか思い出して書いていこう。

 

 

 

最終面接場所の東京本社について受付に用件をいうといかにも受付嬢っていう感じのキレイなお姉さんが面接場所に案内してくれた。

やたらとミニスカートだったのが気になる。

 

その瞬間

「やっぱりここブラックだな」

と少し思ってしまった。

 

まあそれがわかっていて入ろうとしている俺も俺だが。

 

面接場所に入ると少しびっくりした。

 

何がびっくりしたかって、やたらと豪華でキレイだった。

さっきの受付のお姉さんといい外面だけはキレイに取り繕う。

ブラック企業の特徴ですね。

 

よく4月の入社シーズンになると各社ユニークな入社式の報道が流れるがそういう企業に限って僕はブラックだと思う。

 

もともと優良企業っていうのはそんなことをしなくても、悪い言い方をすれば「悪目立ち」をしなくてもそもそも人は集まってくるのだ。

 

とまあ豪華な椅子と檜のテーブルで少々お待ちくださいと言われた僕は荷物をそこに置くのも億劫だったので床に荷物とコートを置いて最終面接担当官をまった。

 

ちなみに事前に聞いていたのだが最終面接を担当するのは役員で相当なやり手らしい。

 

僕は緊張を紛らわすために大きな窓から外の公園の景色を眺めていたのだが如何せん緊張が治らなかったので鼻歌を歌って平静を装うことにしてみた。

 

余計に喉が乾くだけだった。

 

そんなことをしているとドアがノックされ

 

「失礼します」

 

という声が聞こえた。

 

「はい!」

 

と大きな声で言うと担当官が入ってきた。

 

「どうも、この度最終面接を担当させていただく◯◯と申します。宜しくお願いします。」

「こちらこそ、宜しくお願いい致します。」

 

と言うと担当官が席に着くのをまってから僕も席に着いた。

 

担当官は僕の履歴書と職務経歴書とおそらく事前に受けていた性格診断テストの結果らしきものに目を通しながら

 

「前職は◯◯に勤めていたんですね。確か車の販売会社の。どうして退職されたんですか。」

 

と聞かれた。

 

「はい。率直に申し上げますと最終的に体を壊してしまったからです。」

 

「体を。どんな感じになってしまったんですか。」

「はい。病気というほどのものではありませんが全身に蕁麻疹が出てしまって、ワイシャツが血だらけになるほどのものでした。」

 

「ほー。それは大変でしたね。」

 

「どうして体を壊されたんですか?」

 

「おそらくストレスと、働きすぎが原因だと思います。」

 

「どうして働きすぎたんですか?」

 

職務経歴書にも書いてあるんですが、僕は入社半年で開かれた営業大会で運良く優勝することができました。そしてその功績が評価されて三重の店舗に副店長として転勤することが決まりました。そのプレッシャーと全く上手くいかないことから責任感を感じてしまい、働きすぎてしまい、最終的には体を壊し、退職をすることになりお客様含め、奥の人に迷惑をかけてしまうことになりました。」

 

「どうしてお客様に迷惑をかけてしまうんですか。」

 

「まだ契約や交渉の途中のお客様もいらっしゃいましたし引き継ぎでいきなり担当が僕から別のものに変わることになってしまわれる方もいらっしゃいました。それはお客様にとっていいとは言えないからです。」

 

「なるほど。じゃー、その時他の部署に異動を申請したりとか別の手段を考えなかったんですか?」

 

 

痛いところを突かれた。

 

「はい。それは考えられませんでした。あの時の自分は本当に甘かったとは思いますが正直に申し上げますともう逃げたくなった、というのが本音です。やめて体を休めてからまた新たな道を考えようと、あの頃はそう思っていました。」

 

「そうですか。じゃーやめてからは何か契約社員だったりアルバイトだったりはしていたんですか。」

 

「はい、大学時代に働かせてもらっていた居酒屋から声がかかりそこで働かさせていただいていました。」

 

「へー。社員に勧誘されなかったんですか?」

 

「はい。もちろん勧誘はされました。でも半年間考えて僕はやっぱり営業がしたいと思い、お断りさせていただきました。」

 

「じゃー話は変わりますけど、今はどういった企業を見られているんですか?」

 

「IT企業です。特に集客に関わるIT企業を全般的に見ています。」

 

「なんでまた集客なんですか?」

 

「前職で副店長をしていた時に思ったことです。名古屋から三重に移った時、環境の「変化に驚きました。名古屋のような都会からいきなり田舎町に行ったものですからお客様が全く来なくなってしまったんです。なのでその時に全くの素人ではありますが自分で店舗のブログを構築したりSNSを使った集客をしてみようと思い立ちやっては見たんですが、会社が大きかったこともあり、全てがコンプライアンス上NGで結局その時はできずじまいでした。なのでその時に集客に興味を抱いたのがきっかけです。」

 

「そうですか。じゃー、また質問を変えますね。◯◯さんが企業側に求めることってなんですか?」

 

「求めることですか、そうですね、強いていうならインセンティブ、給料です。」

 

「インセンティブ?」

 

「はい。インセンティブです。今、僕には夢があります。おこがましい夢ではありますが僕は将来経営者になりたいのです。今考えているのは35までという期限です。なのでそれまでにお金を貯めないといけません。その目標から逆算した結果です。」

 

「へー。立派な夢ですね。じゃーその次に求めることはなんですか?」

 

「次ですか。抽象的ではありますが人、つまり人材です。志を共にする仲間がそこにいるか。それが大事だと思います。」

 

「でもそれって入ってからじゃないとわからないですよね。」

 

「もちろんその通りです。でも入る前にも少なからずわかるとところはあります。まさに面接を担当してくださった方々の人柄でもそこは少なからず感じ取れます。」

 

「そうですか。ちなみにだけどウチ、厳しいよ。そこは大丈夫なの?」

 

「はい、それは転職活動を始めようと思い立った時にもう覚悟はできています。どんなことが町まま得ていようとももう同じ轍は踏みません。」

 

 

「わかりました。それなら何か不安なこととかありますか?」

 

「不安なことですか?いいえ、もう肚は決まっているのでありません。」

 

「わかりました。それでは以上で終了します。この度はどうもありがとうございました。」

 

「こちらこそ、お忙しいなかありがとうございました。」

 

 

 

 

 

 

てな感じで最終面接は終わった。

 

かなりあっけなかった。

 

もっと色々聞かれるかと思ったが実質20分くらいで終わってしまった。

 

会社を出てこの会社を紹介してくれた転職エージェントに電話をした。

 

「もしもし。◯◯です。いま、面接終わりました。」

 

「おおー、そうですか。どうでした?感触は?」

 

「消化不良って感じです。20分くらいで終わってしまったので。呆気ないっていうのが本音です。なのでかなり不安ですね。」

 

「そうですか。担当の人は役員さんでした?」

 

「はい。そうです。」

 

「そうでしたか。その場合ね、ふた通りあるんですけど。」

 

「はい。」

 

「全く相手にされなかったか、もう二次と書類先行の時点で決まっちゃってるっていうふた通りです。でもね、◯◯さん、言わないようにしていたんですけど僕の方に二次面接の合格の通知が会社さんから来たときね、実は◯◯さんが最終面接に進みますということを伝えたらかなり喜んでいたんですよ。かなり好印象でした。なので後者の方だと思いますよ。」

 

「本当ですか、それなら期待して結果を待ちたいと思います。結果の知らせが来たらできればお早めに教えてくださると助かります。」

 

「わかりました。それでは失礼します。」

 

 

 

と、転職エージェントは言っていたが、実際にあの場にいた身としてはいい印象を役員に与えられた実感はないので不安といえば不安だ。

 

まあ、どぎまぎしてもしょうがないので結果は期待せずに待っておこう。

 

さて、どうなることやら。